きみとの365日。

未婚シングルマザーの日々の記録

シングルマザーの仕事。

私は子供が生まれる前から、キャバクラで勤めていました。


なんだかんだ10年位になります。


お酒も好きではないし、酔っ払いも嫌いですし、おじさんも好きじゃない。


そんな私がキャバクラの道を選んだ理由が、身体的に楽だったからです。



キャバクラの前はアパレル業をずっとしていました。


それより前は、美容師を夢みてたし、それより前は、歌手になりたいという夢がありました。



10代の時、原宿で芸能事務所からスカウトされて、芸能活動をしていました。


活動といっても、エキストラとかオーディションの日々。


ある時、映画出演の話が舞い込んで来ました。


ちょい役ですがセリフも一応あって、すごく嬉しかったんです。


けど、決まった矢先、SLE難病が再発。入院しなくてはならなくなって、映画どころか


事務所も辞めてしまいました。



次のやりたいことを見つけても働いては再発を、入退院を繰り返すようになり


身も心もボロボロになって、それでも死にたくはなくて


とりあえずお金は必要だからと、夜の世界に飛び込みました。



お酒は飲めなくても、おじさん嫌いでも、お客さんから指名も貰えるようになり


お店を転々としても、自分でいうのも何ですが


どのお店に行っても、売り上げもトップで取れるようになり、NO1だった時もあります。稼げるようになって、金銭的にも何より夜の世界で働くようになって10年間


1度も病気が再発をすることがなくなったのです。



世の中、病人やシングルマザー、何かハンデがある人にはとても生きづらいです。


優しくはしてくれるかもしれないけど、優しさじゃ食べていけないし


結局自分でどうにかするしかありません。


けど、子供が小さければ雇って貰えるとこも少ないし、雇ってもらえても安月給。



シングルマザー=貧困が多い



夜の世界では、融通もきくの休みたい時に休んで、働きたいときには休む。


私には合ってる仕事だと思いました。


けど、その分子供には寂しい思いをさせてしまっています。


貧乏でも一緒に寝てあげられた方が、子供には幸せなのかもしれません。



だけど、私の場合は病気が再発したら、それこそ一緒にいれなくなってしまう。


そう考えたら、何が正解なのかわからなく、結局子供が生まれて0歳の時から


夜間保育に預けて、働き続けていました。



そんな今は、コロナもあり働くことが出来ていません。


けど、目標が出来ました。コロナ禍、何もしていないのはもったいないので


資格の勉強をずっとしていました。


その資格を活かした職で、この先、生きていくのが今の目標です。


資格のお話は、またして行きます。



それでは、また。